院長ブログ
2014年7月27日 日曜日
野菜と果物のお話
はじめまして。小児歯科医の田中裕子です。
私事ですが、先日、ジュニア野菜ソムリエの資格を取得しました。野菜に関してまだまだ勉強中の身ですが、食育について、皆様に少しでもお伝え出来たらと思っております。
さて、東洋医学では食べ物を3つの性質に分けています。
【陽】体を温める食べ物
: 血行促進作用で体を温める効果があります。
かぼちゃ、ネギ、ニンニク、人参、根菜 類、りんご、ぶどうなど
【陰】体を冷やす食べ物
: 消炎•鎮痛作用で体をクールダウンしてくれる効果があります。
ナス、トマト、きゅうり、スイカ、パイナップル、キウイなど
【平】中間的な穏やかな性質の食べ物
: 加熱調理をすれば「温める」作用に、生で食べれば「冷やす」作用に働きます。
大根、ブロッコリー、ジャガイモ、イチジク、ビワなど
これらをもとに、人それぞれの体質や体調な合わせて野菜や果物を食べる事が健康維持や病気の治療になると考えられています。
暑い夏、熱がこもりやすくバテやすい方はトマトやきゅうりなどを食べて、体をクールダウンするのも良いでしょう。緑などの色の濃いものが多いので、自然と食欲もアップするかもしれません。
また、冷え性で室内や電車の中のクーラーのあまりの寒さに困っている方も多いのではないでしょうか。そんな方は体を温めるものを食べてみると良いかもしれません。例えば「生姜」は冷え性の方にはとってもオススメです。お料理に使うのも良いですし、すりおろした生姜で生姜紅茶を作って飲むのも、冷え過ぎた体を温めるには良い方法かと思います。よければ試してみてくださいね。
次回はお子様に関してのお話もしていけたらと思っております。
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|2014年7月26日 土曜日
拡大鏡って何?
皆様こんにちは、院長の早川です。
今日は私達が診療で毎日使用している拡大鏡について少しだけお話しさせて頂きます。
字の如く拡大鏡は虫眼鏡のように見るものが大きく見えます。
では、歯科の治療で何故大きく見る必要性があるのでしょうか?
例えば、麻酔の針を歯ぐきに刺す時。
患者さんが1番ドキドキする瞬間だと思いますし、私達もなるべく痛みを与えないように心掛けています。ではどうすれば痛みが少ないのか?
裸眼では細い針が歯ぐきに刺さっているのか分かりづらく、深めに針を入れてしまう事もあるのですがいきなり針を深く入れると歯ぐきの下の骨膜などに針が当り痛いんです。
しかし、拡大鏡下では針が歯ぐきに入った瞬間がスグに見えるので深く針を入れ過ぎる事が少なくなります。痛く無い麻酔のコツは表面麻酔の後、患者さんの呼吸に合わせ歯ぐきに2ミリ程針を刺した状態で体温と同じ位に温めた麻酔薬をゆっくり注入していくと殆ど痛みを感じません。この2ミリが重要なのですが裸眼では感に頼る事になりムラが出ます。
また、拡大鏡と共に重要なのが光です。
拡大鏡の真ん中に小さなライトが付いているのですが、光を視野に入れる事により裸眼では見つけづらかった歯の間の虫歯や銀歯などの境い目の虫歯などがほぼ鮮明に見えるようになります。
天然の歯にはもともと透明感があるのですが、明るい光を当てる事によりその透明感が増し歯の内部に進行した虫歯を浮かび上がらせて見る事が出来ます。
これにより、虫歯を発見する精度が向上します。
勿論、虫歯を削る時、プラスチックを詰める時、被せ物をする時、その他全ての治療で治療の精度が上がりますし、精度があがれば長持ちもします。
また、歯石を取る時などは拡大鏡下の方が痛みが少なくなります。何故かと言うと、歯石と歯ぐきの境い目がハッキリ見える為に歯石取りをする硬い道具を歯ぐきに押し付ける事が少なくなるからです。硬い道具が柔らかい歯ぐきに強く当たれば痛みも増します。
このように拡大して観る事により得られる情報量は裸眼の比ではありません。
当院ではほぼ全ての自費治療、保険治療、共にこの拡大鏡を使用しております。
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|2014年7月20日 日曜日
8年目の感謝の気持ち。
皆様こんにちは。
ノースデンタルオフィス院長の早川です。
高円寺で開業させて頂き今年の3月で8年目となりました。
これもひとえにノースデンタルオフィスに通院して下さる患者様、チームとなり診療を支えてくれているスタッフ、綺麗な歯を造ってくれる技工士さん、常に新しい材料などを教えてくれる材料屋さん他、皆様のお陰で今のノースデンタルオフィスがあります、本当に感謝しております。
ありがとうございます!
これからも、ノースデンタルオフィスに通院して良かった!と言って頂けるように常に気持ちを引き締め、そして笑顔を忘れずに頑張りますので皆様どうぞ宜しくお願い致します。
突然ですが、受付に飾ってある写真のサフィスケートは私が大学卒業後に頂いたものです。
サフィスケートはセミナーなどに参加した後に頂けるのですが、歯科のセミナーの中には半年コース、一年間コースなど長期間に渡る事もありどれも自分の時間を費やした思い出深いものばかりなんです。
たまにサフィスケートを眺めていると当時を思い出し気持ちが引き締まります。
明後日、22日からの診療もサフィスケートを眺めてから診療に臨みたいと思います。
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