院長ブログ
2021年10月2日 土曜日
セラミックの精密な型取りについて
院長の早川です。
今回は前回からの続きとなります。
被せ物の歯型を採る方法には様々な方法がありますが、精密に型を採る為には支台歯と言われる歯の周囲の歯肉を一時的に排除する必要があります。その方法は支台歯の周りに専用の糸を巻き付ける「歯肉圧排」という方法です。
1枚目の写真には既に紫色の糸を巻き付けています。
時間を見計らいその糸を外しながら型を採ります。
2枚目がシリコン材で精密に型を取り終えた状態です。
3枚目は支台歯の部分を拡大した状態ですがしっかりと歯肉の中にまでシリコン材が流れ込んでいるのが分かります。
時間が掛かりますがこの方法により歯とジルコニアなどの被せ物の境目が緻密になり見た目だけで無く虫歯などの再発を防ぎ長期的に長持ちする被せ物を患者様にご提供する事が可能になります。
当院では全てのセラミックの被せ物にこの「歯肉圧排」方での精密な型取りを取り入れております。
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