スタッフブログ
2020年6月10日 水曜日
酸性電解水(次亜塩素酸水)導入のご紹介
皆さんこんにちは。
前回に引き続き、当院での
新型コロナウイルス感染対策のご紹介です。
新型コロナウイルス流行が周知されだした頃から、
消毒用アルコールが手に入りにくくなり一般のご家庭でも次亜塩素酸ナトリウム溶液(ハイターを薄めたもの)を使用して
身の回りのものを消毒されている方も多いのではないでしょうか?
当院では1時間おきを目安に手すり、ドアノブ、スイッチ、トイレ周りなどの消毒・清拭を実施。また診察台やその周囲は患者様の入れ替え毎に実施。その際には次亜塩素酸ナトリウム溶液を使用していました。
今回導入した酸性電解水(次亜塩素酸水)は食品添加物にも指定されており、有効塩素濃度は数十PPmで、ヒトや動物に対してほとんど影響がなく無臭です。
次亜塩素酸は、次亜塩素酸ナトリウム消毒液の主な活性分子である次亜塩素酸イオンと比較して、低濃度でも優れた殺菌作用を発揮し、消毒用アルコールと比較しても殺菌力として同等以上の効果が報告されています。
酸化電解水は特にウイルス粒子にエンベロープを有しているインフルエンザウイルスには効果が優れているので、
同じようなエンベロープを有しているコロナウイルスにも効果があることが考えられます。
酸性電解水は新型コロナウイルスにも効果があることは十分推察されているものです。
このようなエビデンスに基づき、当院では酸性電解水を消毒・清拭用に導入しました。
患者様には安心して通院して頂けるように努めております。
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